DIMENSION 2.00

/ Nexus / Mac / Ubuntu / カメラ / beatmania / 猫 / 株 / 情報蒐集 /

Nexus 6 再レビュー

Nexus 6を使い始めて、4ヶ月近くになるので再レビューします。
今回はかなり否定的な意見が強いかも。
しかしそれは、Nexusシリーズを使うのもかれこれ4つ目となり、愛しているからこそのダメ出しです!

サイズが微妙、デカすぎる

最初は大きくて素晴らしいと思っていたが、日々使ってるうちにデカすぎて邪魔になってきましたw
そもそも当初の予定では、スマホタブレットの役割をこれ1つで済ませるです。

確かに屋内で座っていじる分には素晴らしい。
しかし、それ以外の場面ではデカさがデメリットになってしまう。
そもそも、ズボンやジャケットのポケットに入れると邪魔なのでバッグに入れるのがほぼ必須になるけど、そのバッグに入れても大きくて邪魔。

あまりにも大きいものだから、取り出すのが億劫になり、使用頻度が減った
昔は調べたいことがあれば、サッとスマホを取り出し調べていたが、今では取り出すのが億劫なので調べない、我慢する。
なんか退化してないか……

普段使うには4インチ台が本当に良いと思う。
常に大きい画面なんて必要無いし、必要ならタブレットを使えばいいだけの話
スマホタブレットの役割を1台で済ませようとしたのが失敗だった。

またNexus 6は微妙なサイズで、Kindleアプリで漫画を読むには小さい。
この時点で、自分にとってタブレットの役割は果たせなかった。


あとはサイズが大きいせいか、傷がつきやすい
今までiPhoneを含め、スマホの類は傷をつけず、売る時は常に買い取り上限額を貫いてきたけど、今回ばかりは無理そうw


バッテリーを常に気にしている

バッテリーを大容量搭載しているので、何事もなければ1日は普通に持つ。
ここでポイントとなるのは、『何事もなければ』である。

以前、Nexus 5 バッテリー持ち改善への道のり という記事を書きました。
アプリなどが暴走する所為でバッテリーが全然持たないよって話です。

これはNexus 6にも当然起きます。
しかし、Nexux 6は大容量だからNexus 5ほどは気にならないってだけの話です。

やはりいざ使おうと思った時に「なんでバッテリーこんなに減ってるの!?」なんてことは日常茶飯事です。

そしてこのようなバッテリーの減りを経験してしまうと、1日に何回もバッテリーの画面を開いてしまう
もうこれがダメ。常に気にしている状態で疲れる。

「なんで全然スリープに入ってないんだよ」とか「Wi-Fi オフにしてるのに何でずっと繋ぎにいってるんだよ」とか「このアプリなんでこんなに電池食ってんの」とか、キリがありません。
あまり細かいことを気にしないタイプの人ならいいのかもしれないが、私にはダメだw

というわけで、バッテリー自体が大容量だから上手く誤魔化せてはいるが、アプリの暴走やバッテリーの理不尽な減りは改善してないです。


不安定

今までに発生した事象

  • 突然の再起動
  • 一定時間、無反応になる
  • カメラが起動しない
  • Smart Lockが頻繁に作動しない

突然の再起動などはiPhoneでも何回か経験したので、仕方ないのかもしれません。
しかし、カメラが起動しないのは参った。シャッターチャンス逃した
結局、再起動したら直ったけど……もう時すでに遅しだった。

iPhoneと比べると、だいぶ不安定な印象を受ける。
何かトラブルがあれば再起動ってのに加え、アプリ等のUIを含め、Windows使ってる感が凄いのがAndroidの弱点か。


Smart Lockで、顔認証と信頼できる場所で自宅を登録し有効にしている。
しかし、この2つなかなか使えない。ほぼもれなくパスコード打ってる。

顔認証は角度がシビアだし、信頼できる場所はGPSがダメな時は仕方ないだろう。
しかし、頻繁にこれら2つが機能してくれないので、Smart Lock自体が停止してることが多い気がする……

今後のNexusシリーズには、指紋認証が搭載されるとのことだが、もしSmart Lockの一機能として搭載されるのなら、安定の面で大変心配だ。


他の欠点として、OSの起動に時間が掛かり過ぎる
日が暮れるんじゃないかってくらいロゴがぐるぐる回って、全然起動してくれない。
暗号化が原因だろうか?


急速充電は素晴らしいが、Qiは微妙

急速充電は大変素晴らしいです。
あっとゆーに30%くらいのチャージをしてくれる。
この素晴らしさを体験してしまうと、端末が熱くなるとか、バッテリーの寿命が短くなるなんて気にしてられません。

しかしQiは微妙。
Nexus 5のときは愛用していたし、素晴らしい機能だと思っていたのに……

そもそもバッテリーが大容量なので、Qiでは充電に時間がかかりすぎる
そして時間がかかりすぎるせいか、急速充電並み(あるいはもっとか)に端末が熱くなる

またQiの本体によっては、判定が大変シビアで一向に充電が開始されないこともある。
Nexus 6は端末自体はデカイが、Qiの判定が大変狭い気がする。
酷い時など、20〜30秒間試行錯誤して置いて、やっと充電開始なんてことも。
ケーブル差したほうが早いわ!


カメラはなかなか良いが……

カメラは良い感じに撮れます。
そして、Googleフォトへのバックアップ連携が大変素晴らしいです。

しかし問題は有機ELの画面。
発色が濃すぎる所為で、Nexus 6以外の端末で見た時と写真のイメージがだいぶ異なる。

Nexus 6で良い感じに写ってたものを、Macなどで見ると色があっさりしてるな……
なんてことが頻繁に起こります。

コツとしては、Nexus 6で見た時に「これちょっと濃すぎるんじゃないか……」くらいが丁度いい写り具合です。

有機ELは、発色が濃すぎるし、バッテリー持ちがあまり良くないと聞くし、焼き付きもあるというので、あまり良いイメージがありません。



なかなか弱点の多いやつです。
4ヶ月の使用で、ここまでダメ出しされる端末もなかなかありません。
まあ、自分には合わなかったってことでしょう。

来月末に発売されるという噂の新Nexus 5に期待してしまうな……
できれば4インチ台を出して欲しかった。