複数端末における個人的な便利環境を晒してみる
職場ではMacBook Air,家ではMacBook,Ubuntu, iPad, Nexus 7,常に携帯してるのがiPhone 4S
……とたくさんの端末を普段から使っているが,各端末間で如何に便利にデータ共有するかが大事だと思う。
アクセスしたい時にアクセスできないのでは不便だし,かと言って全部の端末のローカルにデータを毎回コピーって時代じゃない。
データにアクセスできても閲覧環境が悪いとこれまた困る。
そして昔に比べてクラウド系サービスが充実したおかげで,データの共有がやりやすくなったものの,今度は逆にサービスが多すぎてどれを使えばいいのか迷うこともある。贅沢な悩みだ。
そんなわけで自分のデータ共有環境を紹介してみる。自分にとっては相当便利な環境だ。
メモの共有
今まではEvernoteに全てを任せていたが,最近ではちょこちょこっとしたメモに使う程度。
最近は技術的なメモなどを書くことが多く,Evernoteにはどうも不向きだ。
そこで導入したのが,vim + memolist
この環境の素晴らしいところは,
- 大好きなvimで文章作成できる
- Markdown形式で保存するため,あとで見やすい
- メモはDropboxで共有
- Markdownをいじれるアプリなら閲覧・編集がだいたいできる
- クライアントがLinuxでも無問題
vim + memolist は非常に快適。
更にMacの場合,quickrun + Marked を使用して,簡単にプレビューできるようにしてる。
今までは,『メモの共有 = Evernote』って固定観念があったけど,Dropboxのようなクラウドストレージをデータ置き場にして,好きなアプリで編集するほうが便利なんじゃないかって思うようになってきた。
ref.
シンプルなメモ管理用プラグインmemolist.vimを作った
クラウドストレージ
Dropbox, Google Drive, SkyDriveを愛用。
各用途はこんな感じ。
Google Drive
電子化した書籍や資料の類を置いてある。
20GB @ $5.00/年間のプランを利用していて,合計で36GBも使えるので,容量大きめのものを中心に置いてある。
Nexus 7やiPadからは,Google Driveアプリから読みたい書籍や資料にアクセスして,愛用してるアプリで読んでる。
SkyDrive
写真置き場。
昔ながらのフォルダとファイルで写真を管理しつつ,表示は今風ってのが好き。
Picasaなどはアプリを通じてか,ページから写真をダウンロードしないとファイルにアクセスできないが,SkyDriveなら簡単に写真ファイルにアクセスできる。
RSS Reader
Google Reader終了と共に,Feedlyに移行した。
個人的にRSSのサービス選びとして重視したのは,
- 無料で使えるか?
- 愛用しているアプリが対応しているか?
特に後者が大事。
Tiny Tiny RSSなども試してみたが,確かにこれで十分だった。
しかし愛用しているアプリがことごとく対応していなかった。これじゃ困る。
そんなわけで,Feedlyにフィードの集約は任せ,iPhoneからはReeder,MacからはReadkit,Nexus 7からはgReader Proで読んでる。
動画ファイルなど
これは今後の検討課題。
現在は家に居るときしか使わないので,NASにファイルを置き,各端末から引っ張ってきてる。
外出先などでも観たいって場合にどうするか?
現在の最有力候補は,VPSを利用していて,Disk容量が100GBもあるので,Subsonicなどのストリーミング系サービスを使うこと。
ただし3G回線でどれだけ快適に観れるかなどは検証していない。
まとめ
大事なのは,
- 各端末から簡単にアクセスできること
- どこまで読んだか他の端末へ引き継げること
- 自分の好きな環境でいじれること
弱点は,ネット接続が切れたら終了すること。