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物件選びのポイント 第二話

前回の日記では、新居と旧居を比較して、物件選びのポイントを書いた。
「バルコニーが北向きは寒い」とか、「駅から徒歩5分以内に住むべし」など、実際に新居に引っ越してからの感想を踏まえつつ、物件選びのポイントを整理した。

今回は第二話ってことで、前回の日記で語り尽くせなかったポイントを書いてみたいと思う。
それでは、始まり始まり。


物件の夜の顔も知っておく

内見するのはほとんどが明るい時間帯だ。それに目的物件までも不動産屋の車で……なんてことがある。
昼は良い感じだったけど、夜は酷い。「こんなはずじゃなかった!」ってならないように、一度、夜に物件の周りを徘徊したほうがいい。

先ず、最寄り駅から物件までの道を歩く。
「真っ暗な道が続き、人通りも少なくて怖い!」とか「帰宅途中にコンビニが無いな……」とか「道が細く車通り多くて危険だ」など、様々な感想が生まれると思う。

引っ越せば、今後この道を歩かなければいけないのだから、よくチェックしておいたほうがいい。

あと、可能ならば物件の様子も見ておく。
内見する明るい時間帯では、住人のほとんどが居ないと思われる。
夜になれば、住人もちらほら帰ってきてると思うので、だいぶ物件の素顔がわかると思う。


ゴミ捨て場は綺麗だろうか?

マンションのゴミ捨て場が荒れているようなら、管理会社(管理人)が機能していない可能性がある。
管理が機能していないとなると、共用部分が荒れたりマンション内にゴミが散乱したり電球が切れても暗いままだったり、なにかと住む上で不便なことが多くなる。
管理が行き渡ってそうか、要チェックしたほうがいい。

ゴミ集積所も念のためチェックしておく。
マンションにゴミ捨て場が一切無く、各自でゴミ集積所(通り沿いとか)に捨てるケースだと物凄く荒れ果てる。


選挙ポスターと雪かきチェック【時期限定】

選挙シーズンになると、建物の一部に選挙ポスターがベタベタと貼られる。
ここで注意してもらいたいのが、公明党のポスター

公明党のポスターが貼られている場合、大家が創価学会の人か、もしくは住人に熱心な学会の人がいる可能性が非常に高い。
宗教が嫌いな人は、君子危うきに近寄らずだ。


季節限定になってしまうが、雪かきの状態もチェックするといい。
雪を放置しエントランス付近がアイスバーンになってるようなマンションは、管理が機能していない。


大家は個人経営か?

大家が管理を兼ねてるような個人経営のほうが何かと融通が効く。
家賃の交渉もしやすいし、日々のトラブルも相談しやすい。これが会社組織となるとそうはいかない。

もし、このような大家の場合は、引越し後に菓子折りでも持って挨拶に行く。
そして、なるべく仲良くしておく。


楽器可、ペット可について

もし自分が楽器を弾かないなら、楽器NGの物件にする。
ギターやピアノならまだ気にならないが、声楽・コントラバスみたいなのが上や隣に入ってくると終了する。

ペットも同じで、隣の犬の鳴き声があまりにも大きければ気になるだろう。
ペットを飼わないなら、ペットNG物件にしておく。


引越し後は上下左右へ挨拶

最近は「賃貸なら隣に挨拶に行かないでOK」みたいな風潮ができつつあるけど、挨拶に行ったほうがいいに決まってる。
中には、「引越してきても最近の若い者は挨拶にも来ないのか……」などと思う人も居るし、挨拶に行かないと『だらし無い』というレッテルを貼られ、何か問題(騒音やらゴミ問題)が発生する度に疑いの矛先となる可能性がある。

何事も最初が肝心なので、菓子折りを持ってきっちりと挨拶しておこう。
これだけで『しっかりした人』という印象を与えることができる。
また、共用部分で会ってもスムーズに挨拶ができるようになる。

挨拶に行く際は、隣だけでなく、下の部屋にも挨拶に行く。
自分の騒音が一番ダイレクトに伝わるのは下の部屋だ。
子供がいたり、ペットを飼っているなら、なおさら下の部屋には挨拶に行っておくこと。
念には念をで上の部屋にも行っておくといい。

菓子折りは1000円前後のものでいい。
僕はハラダのラスクやベルンのミルフィーユを愛用してる。


僕の場合、猫を飼っているので、下の部屋へは「猫を飼っているのでご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。うるさい場合はご指摘お願いします」くらいに言っておいた。

もし挨拶が無く、ドタバタの騒音が下の部屋にいった場合、下の部屋の住人はどう思うだろう?
「引っ越してきた上の人はうるさい人だ、挨拶にも来ないし」とか、あまりいい印象を与えないだろう。

しかし、挨拶に行き猫が居ることを予め伝えているので、事情がわかっている分、少し多めにみてくれる。
それに騒音はお互いさまの部分もあるので、多少の騒音であれば多めにみてくれるだろう。
つまり苦情問題には発展しづらい。

挨拶は確実に行おう。



今回は盲点となっている部分に注目して書いてみたので、参考にしていただければと。