Nexus 7 セカンドインプレッション
Nexus 7を手にしてから1ヶ月が経った。
そして今日はiPad miniの発売日でもあるので、ちょうど区切りが良いってことで、セカンドインプレッションでも書いてみよう。
例のごとくNexus 7以外に持ってる類似品は、iPad2, iPhone 4Sなので、iOSとの比較がメイン。
前回のファーストインプレッションでは、初めてのAndroidということもありベタ褒め状態だったけど、今回は厳しく、批判的なレビューを多めにしようw
7インチのサイズ感について
相変わらず、持ち運ぶのにジャストなサイズと重さだと思う。
カバンの中に入れても邪魔にならないし、重さもそれほど感じない。これがiPadとなるとズッシリと来てしまうが、iPad miniなら同じように快適なことだろう。
寝ながらするのにも最適なサイズで、堕落した生活を満喫できる。
読書環境については、文庫本サイズの本は読みやすいものの、漫画本となると若干小さいかなと感じるレベル。
恐らくiPad miniの7.9インチだとジャストサイズかと。
万能に見える7インチだけど、家で使う機会が多い場合は、10インチクラスのタブレットをオススメする。
持ち運びの頻度を軸に、7インチか10インチか決めるのが良いと思う。
最近の僕はと言えば、iPadのほうが出番が多いかもしれない。
充電が不便
充電が不便過ぎる。
USBで接続すると、充電に何時間かかるんだ? ってレベル。一向にゲージが溜まらない。
USB接続での充電は、機能として無いものと思ったほうがいい。
なので、付属してきたUSBと電源コンセントの変換アダプタが必要になるけど、これはプラグがむき出しなので、持ち運びに不便だ。
市販されているUSBと電源コンセントの変換アダプタをいくつか使ってみたけど、これでは充電できなった。なんと不便なことか。
現状、付属してきた変換器でしか充電できなくて、とてもとても不便だ。
どうでもいいけど、プラグむき出しのコンセントの存在価値が分からない。
操作性について
例えばiPadの場合、指3本で左右にフリックすればアプリケーションを切り替えられる。
4本指でディスプレイを摘むようにすれば、アクティブなアプリを隠してホーム画面に戻ることができる。
このようにマルチジェスチャーによる操作が豊富だ。
Nexus 7は残念ながら、このようなマルチジェスチャーが皆無に近い。
せいぜい、指2本でピンチの拡大/縮小をするくらいだろうか? なんでもボタンに頼る作りをしている。
また、iOSでは画面の上部をタップすると、瞬時にページのトップに戻ることができる。
これが意外と使っていたみたいで、ついつい癖でNexus 7でもこの動作をしてしまうのだが……当然、不発に終わる。
他の操作性で言えば、引っ張って更新できるアプリも少ない。
iOSは指の動きで様々な操作ができるのに対して、Nexus 7は基本的にボタンから操作ってイメージだ。
僕は前者のほうが好きだな。
スクロールの違和感にまだ慣れない
iOSとのスクロールの違いにまだ違和感がある。
iOSの場合、ヌルヌル動いてくれて心地良いのだが、Nexus 7はカクカクしてるし、全然滑らないしでストレスがたまる。
また、Nexus 7はフリックによる切り替えもワンテンポ遅れる感じがする。
この辺は見せ方の問題な気もするが、操作感はiOSの圧勝だ。
アプリのインストールが便利
パソコン上でGoogle Playのアプリ画面を開いて、Nexus 7にインストールできるのが素晴らしい。
更新も自動でしてくれるので、アプリ管理に煩わしさが全く無い。
iOSと比べて、機能が豊富なのに無料なアプリが多いのもありがたい。
iOSなら軽く数百円は取られるだろうなってアプリも、無料で提供されている。
そのおかげで、2000円のクーポン券はまだ余ってる。
Googleサービスとの相性が良い
まあ、これは当然といえば当然かw
日頃から Gmail、Google カレンダー、Picasaなどなどを愛用しているので、この親和性の高さは素晴らしい。
とまあ、こんな感じだろうか。
今のところ、とにかく不便に感じてるのは、充電とマルチタッチなどの操作性、スクロールのカクカクくらいだ。
ただ、これらはAndroidから入って人にとっては不便に感じないかもしれない。
iOSから来た人は、特にスクロールに違和感を感じるはずだ。
個人的にAndroidのアプリって、操作性やUIがWindowsっぽい印象を受ける。
何故だか分からないけど、なんかWindowsっぽい。
Nexus 7は値段を考えれば本当に優秀なタブレットだと思う。
iPad miniがRetinaで出てくるまでは、僕にとって7インチサイズのメインになることだろう。