ルートダブル グランドエンドにようやく到達!
Xbox 360用ソフト『ルートダブル - Before Crime * After Days -』がようやく終了しました。
いや、それにしもて長い! まさか50時間もかかるとは思わなかった……
それでは感想でも。
テーマは『記憶』。
- 記憶の蓄積により人格は形成されている
- 記憶の操作を行い、他者の記憶を自分に取り込むと人格はどうなるか?
- 記憶を集約させることで、そこに意識を作り出せるか?
- 記憶の改竄・消去
設定はかなり凝ってて良いと思う。『Ever 17』や『シュタインズ・ゲート』並に良い。
ただ、肝心のストーリー展開はあまり好きでは無い。
まず長いこともあるんだけど、中盤以降はひたすら記憶を眺める作業が繰り返される。
さすがに単調で飽きてきた。テーマと合致している言えば、そうなんだけどさ……
このゲームほどしつこくないけど、記憶をたどるのは『BALDR SKY』に似てると思った。
あとは、キャラクター設定が少し残念に思う。これと言った際立つキャラが不在。
特に主人公2人の男性、あまり好きになれないw
眼鏡のほうなんて特に好きになれない……
このゲームには、ノベルゲームによくある選択肢というものが存在しません。
その代わり、パラメーターを調整し、その結果により分岐するってシステム。
これがまた厄介で、分岐パターンが多い。
更には、分岐に失敗すると即ゲームオーバーってパターンが多かった。
分岐失敗で即ゲームオーバーや、その時にヒントが表示されるあたりは、『街 〜運命の交差点〜』に似てるかな。
僕はあまり分岐ってものが好きじゃない。
選択肢でストーリーが変わることに興味はなく、純粋にシナリオを楽しみたいので、作業ゲーと化す分岐は嫌いだ。
なので、ルートダブルの分岐もあまり好きになれなかった。
『シークレットゲーム』や『DUNAMIS 15』みたいに1本調子のゲームが好き。
ちなみに、グランドエンドに到達する為のパラメーター調整には苦労しました。
Chapter 6のシーン『選択』の場面で、どうしてもグランドエンドルートに突入できなかった。
参考までにグランドエンドルートに突入する為には、9人全員のパラメーターをいじれる状態になってないといけない。
突入できなかった時は、4人くらいしかいじることができなかった。
9人全員のパラメーターをいじれるようにするには、記憶を全てみる必要がある。
この"全て"がポイントで、BAD ENDに繋がるような記憶も全てみる必要がある。
まあ、√DをChapter 1からやって、全パターンの分岐を試せば確実でしょうw
最後にまとめると、
- 記憶とBCに関する設定は非常に好き
- 如何せん長い、後半戦は単調
- キャラに好感が持てない
こんなところでしょうか。
総評: ★★★★☆(4点)